この記事では、妊婦の体重管理について成功のコツと気をつけるポイントを紹介しています。
- 妊娠中の体重管理ってどうして必要なの?
- どのくらいなら体重増えていいのかな?
- 体重を管理するコツを知りたい!
妊婦の体重管理は、母体と赤ちゃんの健康と安全のためにとっても重要◎
理想的な体重増加量は人によってさまざまで、体重が増えすぎたり、逆に増えなかったりすると母子ともにリスクが伴います。
ただ、神経質になりすぎるとママもつらくなってしまいますよね。
我慢ばかりの10ヶ月は大変だよね…。
そこで、この記事では
妊婦の体重管理成功のコツとポイントをお伝えします!
実体験も交えながらお伝えするので、参考にしてみてね♪
妊婦の理想的な体重とは?
妊娠中に体重が増える要因は、
単純に赤ちゃんの重さだけではありません。
赤ちゃんの重さ以外にも、
循環血流や母体の脂肪の増加、乳腺の発達といったさまざまな要因が合わさって体重が増加していきます。
体重増加の内容 | 重さ |
---|---|
血液や体液 | 3.5kg |
ママの脂肪 | 3.5kg |
子宮と胸 | 1kg |
赤ちゃんや胎盤・羊水 | 4kg |
合計 | 12kg |
この数値によって、妊娠中の体重増加は一般的に12kgと言われているよ。
自分の適正な体重増加量を知ろう
妊娠中の体重増加量は妊娠前のママのBMIによって異なります。
まずは自分のBMIを計算して、
適正な体重増加量を確認しましょう。
BMI=体重÷身長(m)÷身長(m)
身長163cm、体重53kgなので、
53(kg)÷1.63(m)÷1.63(m)=19.9
BMI 値 | 推奨される体重増加量 |
---|---|
18.5未満 | 12〜15kg |
18.5以上25未満 | 10〜13kg |
25以上30未満 | 7〜10kg |
30以上 | 個別対応(上限5kg) |
持病の有無、ママの状態などによっても変わるので、通っている産婦人科の先生の指示に従いましょう。
この表はあくまで目安として考えてね◎
体重増加に伴う症状改善に便利なアイテム
妊娠中期以降、体重が増えることで足の疲れはもちろん、腰痛やこむら返りに悩まされるママは多くいます。
そこで、おすすめなのが、
普段履いてる靴に合わせて使える中敷
「ピットソール」です。
ピットソールのアーチのある中敷が効果的だよ◎
産後も赤ちゃんのお世話で腰痛からは逃げられないので、妊娠中から中敷を変えておくのがおすすめ♪
- 中敷を入れ替えるだけで
効果を発揮してくれる - 切るだけでサイズ調整ができる
- 靴・パンプス・スリッパと
幅広く対応している
体重が増えて足裏がだるかったけど、これを使うと疲れが全然違う!
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妊娠中の体重管理におけるリスクとは?
「妊娠中の体重管理が大切」
と言われているのには理由があります。
妊娠中の体重管理は、
出産時のリスクを最小限にするために必要です。
痩せすぎ、太りすぎはどちらもリスクになるので、
出産時にちょうど良い体重に持っていくのが理想的です。
では、それぞれどんなリスクがあるのかを説明していきますね◎
痩せすぎのリスク
- 赤ちゃんが発育不全になる
- 低出生体重児が生まれる
ママが痩せすぎていると、お腹の中で赤ちゃんの発育が遅れたり止まってしまう発育不全のリスク因子となる可能性があります。
赤ちゃんが小さく未熟児で生まれると、
成人後に生活習慣病を発症しやすいというデータも出ています。
体重管理にストイックになりすぎて、体重が増えないのもリスクになるよ。
太りすぎのリスク
- 妊娠高血圧を発症する
- 妊娠糖尿病を発症する
- 赤ちゃんが大きくなりすぎる
ママが太りすぎると、赤ちゃんもお腹の中で大きくなりすぎて、
シンプルに出産がしんどくなります。
また、産道に脂肪がつくことで赤ちゃんが通りにくくなり、難産になる可能性も…。
それだけじゃなく、
妊娠高血圧や妊娠糖尿病の発症リスクも高まります。
状態が悪い場合は、早産でも帝王切開で出産したりするよ。
妊娠中のリスクと遺伝的要因の関係
妊娠中のリスクには、遺伝的要因が影響することがあります。
遺伝的要因がある人は、ない人に比べて妊娠高血圧や妊娠糖尿病の発症率が高くなります。
特に、両親ともに高血圧の場合、子どもが高血圧を発症する確率は約50%と言われていますよ。
家族に糖尿病や高血圧の人がいる場合は、特に注意が必要だよ!
親や祖父母に高血圧の人がいる
妊娠中に、妊娠高血圧症候群になるリスクが高くなります。
妊娠中に高血圧を発症する状態。
妊娠20週〜産後12週までの間に新たに高血圧が確認される場合に診断される。
ママが高血圧になると、
母体だけでなく胎児にも影響を及ぼす可能性があります。
高血圧状態を放置すると、
胎盤機能が低下し早産や未熟児のリスクも増加してしまいます。
遺伝的要因が当てはまる人は、
体重管理に加えて薄味を意識した料理を食べるのがポイントです。
親が高血圧だから、塩分量と太り過ぎには注意してた…。
また、ナトリウム・カリウム・カルシウムをバランス良く摂ることも高血圧予防に効果的ですよ◎
ほうれん草、かぼちゃ、さつまいも、里芋、きゅうり、アボカド、枝豆、バナナ など
親や祖父母に糖尿病の人がいる
妊娠中に、妊娠糖尿病になるリスクが高くなります。
妊娠中に初めて発見される糖代謝異常のこと。
妊娠に伴うホルモンの変化によって高血糖が続く状態で、妊娠後期に多くみられる。
妊娠中に血糖値が高い状態が続くと、
赤ちゃんが巨大児になるリスクがあります。
巨大児になることで帝王切開の確率を高める原因にもつながります。
対策としては、
- 血糖を上げるお菓子の食べ過ぎに注意する
- 「野菜→汁物→主菜→主食」の順番で食べる
- 糖分を分解する食材を合わせる
これらのことを意識すると血糖上昇を抑えることができますよ◎
玄米・そば・豚ヒレ肉・枝豆・のり・ゴマなど
自分の遺伝的体質を知ろう
キットを使って、
自宅で簡単に遺伝的体質を知れることをご存知でしょうか?
遺伝子診断では、
- 体重管理に関する情報
- 妊娠合併症のリスク予測
といった情報を得ることができます。
遺伝情報に基づいて、
太りやすい食べ物やおすすめの食べ物を知れるので妊娠中の体重管理の手助けになること間違いなしですよ!
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妊婦の体重管理成功のコツとポイント
多くの妊婦さんが体重管理に苦労しています。
体重管理成功のコツをお伝えするので、
参考にしてくださいね◎
1. 食生活を見直す
妊娠中の体重管理でカギを握るのが「食生活」です。
- 妊娠中はしっかり栄養取らないとダメだよね!
- 赤ちゃんと2人分だから…
- 甘いものも食べたい!
- つわりも終わってやっと食べれる!
という思いから、つい食べ過ぎてしまうことがあるのではないでしょうか。
妊娠中は栄養が必要ですが、
バランス良く、カロリーオーバーにならないように食べるのが大切です。
そこで正しい食生活のために意識して欲しい点がこちら。
- 規則正しい食事をする
- 塩分や糖分を控える
- 野菜を摂る
- タンパク質を摂る
まず、朝昼晩と規則正しい食事を心がけるのが大切です。
塩分や糖分は、高血圧や高血糖を引き起こす原因となるため控えめにしましょう。
ジャンクフードやお惣菜は少なめにしたり、味噌汁は薄味にしたりと工夫しよう◎
野菜やタンパク質も、忘れずにしっかり摂るよう意識してくださいね!
妊娠中におすすめの食事は以下の通りです。
おかず系
- ほうれん草の胡麻和え
- 小松菜のおひたし
- アボカドのサラダ
ごはん系
- 納豆ご飯
- しゃけご飯
- あさりご飯
- 枝豆ご飯
- 親子丼
お魚系
- シャケ
- さば
- カツオ
- ブリ
- アジ
- イワシ
- タイ
- サンマ
お肉系
- ヒレ肉
- もも肉
- タン
また、妊娠中は無性に甘いものやおやつが食べたくなるもの。
「妊娠中は体重管理しないとだし…おやつって食べたらダメだよね?」
と思うかもしれませんが、おやつを我慢する必要はなく、
大切なのは「おやつの選び方」です。
妊娠中でもおやつタイムを楽しもう♪
妊娠中におすすめのおやつを紹介するので、
これらのおやつを上手に取り入れてくださいね◎
- ヨーグルト
- フルーツ
- ナッツ類
- さつまいも
- シフォンケーキ(一切れ)
- ドライフルーツ
- プロセスチーズ など
おやつは10時〜15時に食べるのがオススメだよ
2.同時刻に体重を測る
毎日同時刻に体重を測る習慣をつけましょう。
まずは、自分の基準値を知ることが大切です。
食べすぎても一喜一憂しなくていいよね♪
3.数字にとらわれない
毎日の体重測定は大切ですが、
数字を意識しすぎるとかえってストレスになってしまいます…。
ストレスはリバウンドの原因になるよ。
体重の増加を気にして、我慢しすぎる必要はありません。
おすすめのご飯やおやつを紹介しましたが、
たまには好きなものを食べても◎
食べる時は腹八分目を意識するなどして楽しんでくださいね♪
妊娠中の体重を管理してマタニティライフを楽しもう!
妊婦の体重管理について成功のコツと気をつけるポイントを紹介しました。
妊婦の体重管理は、正しい食生活に加え、
自身の状態を把握するのが大切です。
体重管理ができていないとさまざまなリスクを伴うため、妊婦に体重管理は必要不可欠!
助産師としていろんな出産を見てきたからこそ、1人目の時はめちゃくちゃ神経質に頑張ってた。
とはいえ、妊娠中のママは、心が健康でいられることも大切なので我慢ばかりが続くのは良くありません。
紹介した体重管理成功のコツとポイントを押さえて、マタニティライフを楽しめるとベストですね◎
私は、1人目の時は我慢ばっかりでぜんぜん楽しめなかったからさ。
ストレスを感じた時のために、
自分なりのリラックス方法を見つけておくと◎
母子ともに健康な妊娠生活・出産を迎えられるよう、毎日の生活習慣を見直すきっかけになると嬉しいです!
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