この記事では、帝王切開の傷ケアについて、おすすめの商品と使ってみた感想を紹介します。
- 帝王切開の傷あとが気になる
- 傷あとってケアした方がいいの?
- 傷ケアにおすすめの商品を知りたい
帝王切開後、傷のケアはしていますか?
結論からお伝えすると、
多くのメリットがあるので、帝王切開後は必ずやって欲しいケアです。
きちんとケアしておかないと、
傷あとが目立ってしまったり、かゆみが出たりと後々大変な思いをすることも…。
術後の傷を早く回復させるためにも、適切なケアが大切◎
この記事では、帝王切開の傷ケアに役立つおすすめ商品を紹介し、
実際に使ってみた感想もお伝えするので参考にしてくださいね!
「とにかく傷ケアに使える商品が知りたい!」
という方はここから飛べるよ!
傷ケアを始める前に知っておきたいこと
妊婦さんの4~5人に1人が経験していると言われている帝王切開。
帝王切開では、腹部と子宮を切開するためどうしても傷あとが残ってしまいます。
この傷あとはきちんとケアしてあげるようね!
とはいえ、
「傷ケアの重要性について産院でそこまで説明を受けなかった」
という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、こんな疑問を解決していきます!
- なんで傷ケアをしないといけないの?
- 傷ケアをしないとどうなるの?
- 傷ケアで得られるメリットは?
なぜ帝王切開後の傷ケアが大切なの?
帝王切開後は、傷のケアを適切に行う必要があります。
傷ケアを行わないと以下のようなリスクを伴う可能性が…。
- 傷あとが目立ちやすくなる
- 感染症や炎症を起こす
- 傷口の痛みが長引く
正しくケアしてあげることでこれらのリスクは軽減できるよ!
傷ケアで得られるメリット
傷ケアを適切に行うことで、
以下のようなメリットがあります。
そのため術後はなるべく早い段階から適切なケアを行うことが重要ですよ。
- 傷あとが目立ちにくくなる
-
傷あとのケアを怠ると、肥厚性瘢痕やケロイドができやすい状態に…。
適切な傷ケアには、肥厚性瘢痕やケロイドをできにくくする働きがあります。
肥厚性瘢痕やケロイドとは?傷が治る最終段階で起こる皮膚のできもの。
傷あとやその周りが赤く盛り上がった状態で、痛みやかゆみを伴う。
肥厚性瘢痕とケロイドは、その程度で区別される。
- 感染症の予防になる
-
傷口を清潔に保つことで、感染症のリスクを減らします。
るうまま傷口の回復も早くなるよ!
- 精神的に安心する
-
傷がきれいに治ることで、精神的な安心感を得ることができます。
傷が目立つと、どうしても気になってしまいますよね…。
ちなみにみんなは保険加入してる?
帝王切開だともらえるお金があるから、検討してみてね◎
\妊娠中の保険についてはこの記事で詳しく説明してるから、チェックしてみてね!/
帝王切開の正しい傷あとケア
傷ケアが大切なのが分かったところで、
正しい傷あとケアのポイントをお伝えします!
1.滲出液が出ている時は安静にする
産後5日目くらいまでは傷がまだ乾燥しきっておらず、滲出液が出ることも。
滲出液は、傷を湿った状態に保つことで細菌の侵入を防ぎ、傷の治りを早める役割を果たしてくれます。
傷は自然に乾いてくるから安心してね!
ただ、滲出液が多すぎると傷の回復が遅れたり、
感染症のリスクが高まることもあるため適切なケアが必要です。
体の傷や炎症がある部分から出てくる液体のこと。
手術で皮膚がダメージを受けると、体はその部分を治そうとする過程で血液成分の一部が傷口に集まり、液体として染み出す。
2.傷口を清潔にする
ママの中には、
- 傷口を見れない
- 傷口を触るのが怖い
と、慣れない傷あとから目を背けたくなる方もいるかもしれませんが、
傷口は清潔に保つことが大切です。
清潔を保てないと、どんどん状態が悪くなってしまうよ。
テープを貼っている人は、汚れたら必ず交換が基本です。
さらに、シャワーの時には泡で優しく洗ってあげましょう。
3.傷あとの乾燥を防ぐ
傷あとは皮膚が薄くなり、乾燥しやすい状態になっています。
乾燥するとかゆくなってかいてしまい、それが原因で炎症を起こしてしまうことも…。
そのため、傷あとにも使える保湿剤を使ってしっかり保湿してあげましょう!
4.傷あとへの日光の刺激を避ける
直接紫外線を浴びると、
傷あとが黒ずんでしまったり色素沈着の原因になります。
術後しばらくは日光に直接あたらないようにしましょう!
5.傷あとへの摩擦・刺激を避ける
傷あとは、摩擦や刺激によって大きなダメージを受けてしまいます。
例えば、
- テープ類を剥がすときに、傷まわりの皮膚が引っ張られる
- 衣服と傷あとが直接こすれる
このような刺激を受けると
傷あとは炎症を起こしてしまうので注意が必要です!
テープを使う場合は、優しく剥がしてあげようね。
6.傷ケア用品を使用する
傷あとは、保護テープやゲルなどの傷ケア用品を使ってケアしてあげましょう。
ケアする期間は、滲出液が出なくなる2週間〜1ヶ月後くらいから始めて3ヶ月〜1年間くらいが理想です。
おすすめの傷ケア用品はこのあと紹介しますが、
- 傷あとに刺激を与えにくいもの
- 肌トラブルを起こしにくいもの
- 自分に合ったもの
を選ぶことが大切です!
傷ケアにおすすめの商品3選
帝王切開後は、傷ケア用品を使って傷を保護し、自然治癒を促進することが推奨されています。
傷ケア用品は貼るタイプと塗るタイプの2種類に分かれますが、どれを使うかは、
- テープ材が合うか合わないか
- 毎日のケア(貼り替えや塗布)ができるか
を検討して、自分に合うものを選ぶ必要があります。
とはいえ産後で毎日忙しいママにとって、どれがいいかを調べたり、比較したりする時間を取るのって難しいですよね。
そんなママのために、私が実際に使ったおすすめの商品と、使ってみた感想を紹介するね!
傷ケアで1番大切なのは
「継続してケアを続けること」
なので、どのケア用品を選んでもOK!
紹介するものはそれぞれ特徴があるので、
「これが自分に合うかな!」
と感じる商品から試してみて下さいね。
アトファイン
アトファインは、
貼って傷口を保護するタイプのテープ材です。
- 5〜7日間貼りっぱなしでOK
- テープなのでかゆくなる人もいる
- 傷口がこすれたり引っ張られる心配がない
アトファインは、産院でも使われているメジャーな商品で安心感は抜群。
毎日貼り替えなくていいのも、時間がないママにはうれしいですよね!
私なら、貼り替えなしで楽チンなアトファインから試してみるかな♪
\帝王切開はLサイズがおすすめ/
- こすれたり、引っ張られる刺激から守れる
- 保護されている感があって安心
- テープがかゆかった
- 陰毛が絡むと剥がすときに痛い
- 術後に使用していたテープより剥がれやすい
テープ材がかゆく感じる場合は、
かぶれて皮膚トラブルを起こす可能性があるので使用を中止しましょう!
レディケア
レディケアは、
貼って傷口を保護するタイプのシリコン材です。
- 毎日の洗浄と張り替えが必要
- 洗って乾かして繰り返し使える
- 傷口がこすれたり引っ張られる心配がない
ちょっと高いけど、
繰り返し使えるから経済的だよ!
レディケアを使ってみて、かゆくなったり毎日の貼り替えがめんどくさい場合は、他の商品を使ってみるでもいいかもしれませんね!
\シリコンで安心のホールド感/
- 粘着力が落ちてくる
- こすれたり、
引っ張られる刺激から守られる - シリコンが分厚く、
保護されている感があって安心 - シリコンが分厚い分、違和感がある
- シリコンが厚くて硬いので、
傷が痛むことがある - 透明なので傷の状態が見える
ケロコート
ケロコートは、
ゲルで傷口を保護するタイプの塗り薬です。
- 毎日塗布が必要
- テープのような違和感がない
ケロコートはパパッと塗るだけでいいので、
テープを貼り替えたりがめんどうに感じる人におすすめの商品です。
また、テープの使用感が合わなかった人や、
テープでかゆみを感じた場合はケロコートを試してみると◎
私も、テープ材はかゆみがあったからケロコートを使ってるよ!
\塗るだけなので楽チン!/
- 傷がオープンなので
保護されている感じが少ない - 塗って乾くのに5分程度かかる
- かゆみや皮膚トラブルがない
- 1本で長持ちする(3ヶ月以上もつ)
おすすめ商品を使って正しい傷ケアを始めよう!
帝王切開の傷ケアについて、
おすすめの商品と使ってみた感想を紹介しました。
帝王切開後の適切な傷ケアは、
傷口の痛みやかゆみを和らげ、感染症のリスクを減らしてくれます。
赤ちゃんとの新しい生活が始まって慌ただしい毎日かとは思いますが、帝王切開後の傷ケアも欠かせません。
この記事で紹介したおすすめ商品を使って、
無理なくケアを取り入れてくださいね!
ケア用品を選ぶポイントはこちらも参考にしてね!
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